【南砺市フェア】楽しい紙芝居と発酵調味料作りで今日も大にぎわい!
あれだけ暑かった夏も終わり、秋から冬になってきましたね✨
そんな中、KITTE大阪2階のHOKURIKU+では、富山県南砺市のフェアが行われました!
特別パフォーマンス!南京玉すだれを披露!
11/15(土)と16(日)には富山県南砺市を拠点として活動する漫画家森みちこさんの紙芝居を、紙芝居師のおむらいすんさんをお迎えして熱演していただきました!
2日間あわせて9回公演!
毎回多くのお客様に集まっていただき、大盛り上がりとなりました
紙芝居の前には南京玉すだれを披露!!
なんと南京玉すだれが万博の大屋根リングに大変身(大阪仕様?!)で、ワッと歓声が上がっていました✨
南京玉すだれという芸は、南砺市五箇山の白山宮が「南京玉すだれのふるさと」として認定されています。
同じく五箇山の「こきりこ節」では「ささら」という、この玉すだれに近いものが楽器として使われており、どこかでリンクしているのかもしれませんね
いよいよ紙芝居です!
いよいよ紙芝居のはじまりはじまり~!✨✨
お話のタイトルは「カッパのおさらと黒ぶち丸メガネ」。
富山県にゆかりのある世界的な芸術家、棟方志功とカッパに関するお話です。
時折ファンタジーも織り交ぜながら進んでいく紙芝居に、ついつい大人も惹きこまれていきました
お話を聞いているお客様には、「富山湾の宝石」と呼ばれるしろえびを使ったおせんべいが配られました。
なんと途中でそのおせんべいがカッパのお皿に変身!なるほどそういうことだったのか~
歌や掛け声を交えた紙芝居師さんの熱演にお客様からも大拍手!
拍子木の音がまた何とも懐かしいですよね……
Column
棟方志功ってどんな人??
青森県生まれの芸術家。18歳の時にゴッホの「ひまわり」の原色版を見て感銘を受けたときに言ったとされる「わだばゴッホになる」という言葉が非常に有名。油彩画家として活動しますが、後に日本古来のもので美を追求するために木版画を選び、そこから独特の力強い線と鮮やかな色彩の作風を確立。国内外で様々な賞を獲得しました。
今も根強いファンの多い、日本を代表する芸術家の一人です(当コンシェルジュも大ファン!)。
富山県には昭和20年から26年まで、福光町(現南砺市)に戦禍を避けるため疎開しており、この間、数々の代表作を制作したことで北陸とのつながりが生まれました。
撮影:濱谷浩/©︎片野恵介 写真提供:福光美術館
発酵調味料手づくり体験もありました!
さらに珍しい発酵調味料作りのワークショップも開催されていました!
北陸唯一の老舗種麹(糀の素)店「石黒種麹店」の生麹を使って、塩麹または醤油麹を手づくり
伝統的な食文化に触れる機会となりました。
かぶら寿しなど、代表的な発酵食も販売され、試食も実施!
味が染み込んでいて、それでいて濃すぎるわけでもなく、なんともgoodなお味です
富山県南砺市を訪れてみよう!
フェアで様々な文化や伝統に触れた後は、実際に富山県南砺市を訪れてみましょう!
北陸唯一の世界遺産である五箇山の合掌造り集落、伝統の井波彫刻、日本最古の民謡とも言われるこきりこなど・・・
日本の原風景を訪ねるのにぴったりな場所です!
紙芝居に登場した棟方志功が、かつて住居をかまえた地にある、棟方志功記念館「愛染苑」(福光美術館分館)もあります!
ぜひここでしか触れられない棟方作品に触れてみてくださいね
HOKURIKU+の他のイベントレポートもチェック!
大阪駅すぐ横のKITTE大阪に来て、北陸の魅力を肌で感じていただき、
機会があれば実際に現地も訪れてみてくださいね。
もちろんわからないことがあれば、観光コンシェルジュが旅のお手伝いをさせていただきます!