【EXPO2025】大阪・関西万博で石川県の技術に触れてみよう!
いよいよ閉幕まで1か月を切り、連日大変な盛り上がりを見せている大阪・関西万博ですが、皆さんはもう行かれましたでしょうか?
関西の方ならもう何回も行かれた方も多いと思います!
今回はそんな万博で触れられる石川県の技術をご紹介したいと思います。
実はあれもこれも石川県の技術が使われているんですよ!
もう行かれたパビリオンでも、また違った視点で見ると新たなおもしろさが発見できますよ

夜の地球 Earth at Night
まずは静けさの森の北側に位置するパビリオン、「夜の地球 Earth at night」です
石川県が誇る伝統工芸、輪島塗で作られた直径1mの大きな地球儀が展示されています。
そのきらびやかさは必見!夜の闇と街の灯かりが、漆塗りの黒と金で見事に表現されていますね。
こちらは普段、石川県輪島漆芸美術館に所蔵されているのですが、2024年1月1日の能登地震で奇跡的に無傷だった、復興のシンボルの1つでもあります。
他にも世界の都市を輪島塗で表現した作品や震災の復興の様子が展示されており、パビリオン内には、能登をはじめとした全国の被災地に想いを寄せたサザンオールスターズの楽曲「桜、ひらり」が流れています。
すぐに入れて見どころの多いパビリオンです!是非訪れてみてください

宮田裕章シグネチャーパビリオン Better Co-Being
続いては静けさの森南側、8つあるシグネチャーパビリオンの1つ「Better Co-Being」です。
ふしぎな石ころ「echorb」に導かれながら、アートが広がる森の中をフィールドワークしていく独特のパビリオンですが、
なんとこのechorb、能登半島の入り口石川県羽咋市のハクイ村田製作所を拠点として作られたものなんです
Better Co-Beingは基本予約必須ですが、当日予約でも取れる時があります。
万博好きな当コンシェルジュもおすすめのパビリオンです!
ぜひこの羽咋で作られた石ころと一緒に、共鳴するアートに触れてみてください!

NTTパビリオン
東ゲート入ってすぐの右手、Perfumeのパフォーマンスが見られることでも話題なNTTパビリオン。
外観が非常に特徴的なパビリオンですが、実はこの建物を支える部材はカーボンファイバー製のワイヤーで出来ており、
石川県能美市の企業が手掛けたんです。
垂直に張られていて独特な空間を生み出していますね
さらに建物全体を覆う布、なんとこの布はパビリオン来場者の表情を数値化して動く仕組みだそうです
この布は石川県中能登町の工場が製造の一部の工程を担当しています。
能登地震の被災地支援としても生かされたリボンは、トウモロコシを原料とした素材でつくられているため、
自然に還すことができるそうです!すごいですね
予約が取れなくても、こうして建物を見ているだけでも楽しいですよね!

バーレーンパビリオン
会場の南側、ウォータープラザ付近にある中東の国、バーレーンパビリオン。
ここは巨大木造船をイメージした独特の意匠で存在感を放っていますね。
垂直な柱が1本もなく、美しい曲線が際立つ形状がすごく特徴的です。
実はこの建築、石川県金沢市の真柄建設という会社が手掛けたものなんです!
こちらの建材もすべて再利用できるように作られているそうです。
設計者のリナ・ゴッドメも「家族のように一緒に仕事ができた」と語っています

石黒浩シグネチャーパビリオン いのちの未来
こちらも8つあるシグネチャーパビリオンのうちの1つで、ロボット工学の技術を駆使し50年後の未来が体験でき、
1000年後の人の姿にも出会うことができる人気パビリオン「いのちの未来」。
ここにいるアンドロイドアバターのYui、金沢の「secca」という会社が制作を担当しており、
着物は加賀友禅、髪と帯には輪島塗の技術が使われているんです
最新技術と伝統工芸のコラボ、見逃せませんね

HOKURIKU+でも石川県の技術が味わえます!
HOKURIKU+ではそんな石川県の技術が詰まった工芸品を購入することができます。
加賀友禅、金箔、輪島塗といった伝統工芸を取り揃えておりますので、
万博帰りに大阪駅に寄って、ぜひKITTE大阪2階HOKURIKU+も覗いてくださいね!
他にも万博会場では
「まねきのえきそば」の器が輪島塗だったり、
「北陸お花ごっつおマルシェ」では北陸の名産品を買えたりと、
細かいところまで見逃せませんね。
もう会期終了まで迫ってきましたが、行かれる方は是非気にしてみてくださいね。
そしてKITTE大阪2階HOKURIKU+にも訪れていただけると幸いです!