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「越前仕立て汐うに」は、うにの中でも濃厚な味わいが特徴のバフンウニと塩のみで作られ、日本三大珍味のひとつとなっています。獲れたてのうにの殻をむき、手作業で不純物を取り除いたら塩をまぶして1～3年熟成させます。気の遠くなる手間と時間を経て100個以上のうにからできる汐うにはわずか100g。その希少性から江戸時代には福井藩から将軍家に献上する品であり、高貴な身分の人しか口にできなかったのだとか。ごはんのおともにはもちろん、箸先に少しつまんで地酒をぐいっとあおればたまらない贅沢感を味わうことができます。